断食ダイエットはとても危険!
ダイエットと言えば食事制限、例えば断食ダイエット、そうしたイメージを持つ人が多いでしょう。昨今では〇〇ダイエットなど、特定の食品に偏るパターンも少なくありません。もちろん摂取エネルギーを減らすことが体重を減らす大原則です。しかし身体に負荷をかけることなく、心理的にも無理のない方法を選ばないと、逆に身体を壊す、リバウンドするリスクがありとても危険です。
断食には方法がある
断食は素人が見よう見まねでやってはいけません。正しい方法でやらないと体調を崩します。例えば宗教的に断食することもありますが、いきなり食事を絶つわけではありません。徐々にカロリーや固形物を減らしていきます。
イスラム教でも毎年約1カ月間断食をしますが、これは太陽が昇っている間だけです。そのため日が沈んだら、一気に食事をします。だから逆に断食月は太ってしまうとも言われます。必ず専門家の指導に従って行いましょう。
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断食ダイエットに潜む5つの落とし穴
断食ダイエットには、見過ごしがちな落とし穴があります。これに注意しないと、良くてリバウンド、最悪の場合には体調を崩したり命の危険もあります。
1.栄養バランスが崩れるとお肌トラブルになる
日々健康で生きるためには、栄養バランスのとれた食事をする必要があります。しかし断食ダイエットをすると、栄養不足になります。
例えば脂肪燃焼に必要な酵素は、タンパク質でできています。タンパク質が不足すると体脂肪は消えません。逆に筋肉が衰えてしまいます。これはしわの原因です。
一方で脂肪は、皮膚に潤いをもたらすなど大切な働きもしています。脂肪が不足するとお肌がカサカサになるなど美容にも影響します。
2.カロリー不足に陥ると健康を害する
断食ダイエットだとカロリー不足に陥ります。私たちはただ横になっているだけでも、心臓や脳を動かすなど基礎代謝として1000カロリー以上は必要です。仕事をするなら1日当たり2000カロリー以上消費します。
カロリーが不足すると、疲れやすくなります。熱を生み出せなくなるので冷え性になります。体温が0.1℃低下するだけでも免疫力が衰えます。病気に罹りやすくなるなど健康を害します。
3.拒食症のリスクがある
断食ダイエットで怖いのは、拒食症のリスクです。食べることは本能ではありません。習慣です。食べない習慣が身に付くと、食べることに嫌悪感を覚えます。食べ物が汚らわしく思えてしまいます。そうなると危険です。
拒食症は、早期に発見できれば治せますが、激やせ状態になると回復が難しくなります。さらに食べて吐く生活を続けると胃腸を壊します。心理面が病んでしまえば、極めて深刻な状況です。
4.逆に溜め込んでしまうという事実
食べなければ減量できるはずですが、人体はそう単純ではありません。私たちの遺伝子には、栄養を溜め込もうとする指令が刻み込まれています。つまり人類は、飢餓と常に戦ってきたからです。
食生活が豊かになったのは、第二次世界大戦後、極端に言えばバブル期以降にすぎません。それまでは栄養失調児も少なくありませんでした。肉食中心のメニューに変わっても、長年築かれた私たちの体質は、急には変われません。
5.リバウンドが起きやすい
ダイエットの大敵はリバウンドです。目標体重に達したという安心感から食生活を戻してしまうと、減った以上の体重増に見舞われます。そもそも痩せる体質に変えない限り、ダイエットは成功しません。
朝食を抜くダイエット法もありますが、逆にランチでドカ食いするパターンもあります。朝に食べなくても済む理由は、夜中に食べているからかもしれません。寝る3時間前に固形物摂取を控えるだけでも、ダイエット効果はあるものです。
適度な栄養バランスこそダイエットの秘訣です
ダイエットの秘訣は、適度な栄養バランスを保つことです。それに加えて適度な運動です。ストレスを溜めないことも重要です。どこかに無理があると、必ず破綻します。悲惨な結果を招きたくなければ、断食ダイエットは止めましょう。
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